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2015年10月15日 (木)

想像ラジオ (いとうせいこう)

いとうせいこう

人に借りて読みました。

なんでか分からないけど変な体制で
DJをやる主人公。
その主人公の周波数に合った人たちから
様々なメッセージを頂き、謎が解明されていく。。。。
みたいなお話です。

最初は、何だこの変なシチュエーション。
さっさと助けを呼んでおろしてもらったらいいのに。
とか
語りが軽すぎて、人によって聞きたい音楽が聞こえるって
意味わかんない。
それならリクエストの意味ないんじゃない?
とか
本当に想像っぽくて、私には読みにくかったです。
特に、〆の言葉?みたいな
想ー像ーラージーオーていうのが、
君はドラえもんかね?と思う位、
私の中で、ドラえもん声が木霊してなんかイヤ。
て思ってました。

けど、後半。
謎が明らかになっていくと、段々苦しくなります。
東日本大震災を題材にしているんだと思うのですが、
それを体験した方と体験していない方では、
捉え方が変わってくるなー。と思いました。
今まで出てきた、あの人もその人も同じか。
と思うと、そういう世界があった方がいいのかなー。と。
最後は感慨深くなります。
最初の読みはじめと最後の読み終わりのギャップが激しい本だなー。と思いました。(河出文庫)

3star

2015年9月15日 (火)

Nのために (湊かなえ)

湊かなえ

色んな人が、相手の為に頑張っちゃう。
相手が、皆さんNついちゃう。
みたいなお話です。

ドラマの評判が良いので、
原作はどうかなーと思って読みました。
ドラマは見ていません。

それにしてもN多すぎです。
誰もが名前か苗字がNって。
新しい人が出てくるたびに、こいつもか。
と思ってしまいます。

お話は、お金持ちのある夫婦が
偶然居合わせた友人の前で死体となってしまいます。
表向きは無理心中+正当防衛っぽい感じで収まったのですが、
登場人物それぞれの主観から観察すると
偶然は実は偶然ではなかった。ということが
詳らかになっていきます。
私の中では、登場人物の半分くらいは
ちょっとまともじゃないなー。と思いながら読んでいました。
私の中では、アパートの管理人さんが一番幸せだったんじゃないかなー。
と思います。
そんな展開だったとはねー。
と軽い驚きはありましたが、告白ほどのインパクトは有りませんでした。
それにしても島の料亭、結局誰が燃やしたんでしょうかね?
あやふやなままで終わってしまった部分も多かったので、
その辺もはっきりしたらよかったのになー。と思います。(双葉文庫)

3star

2015年3月11日 (水)

影法師 (百田尚樹)

百田尚樹

学校で友達になった優秀な子が年を取り、
行方を探している内に、彼の努力を知り自分の虚構ぶりに唖然とする。
みたいなお話です。

いやー。
現代人には到底無理なお話です。
何故、彦四郎は、そんなに主人公のために
色んなことができるのか?
それほど主人公に徳があるのか?
全然わかりませんでした。
主人公は幼いころに父を亡くし母と妹と貧乏暮らしをしていますが
あることをきっかけに評価が向上し、
着々と昇進していきます。
方や、彦四郎は誰もが羨やむ剣術の腕を持ち、
人徳もありそうだったのに、着々と落ちぶれていきます。
主人公は自分よりも彦四郎の方がすごいのになー。
と思う反面、大人になっていくと、あいつのことはわからんなー。
みたいな扱いになりほぼ会う事は無くなります。
そして、主人公は一大事業を成し遂げ、鼻高々で帰ってくるのです。
主人公は主人公なりに色々と苦労があったのですが、
彦四郎に比べたらなんてことありません。
まぁちょっとしたストーカーみたいな感じに見えるんですけど。

それにしてもこの時代、次男の価値がめっちゃ低くて驚きます。
今の時代なら娘だらけの親御さんのお婿さん候補に
引く手数多だと思うんだけどなー。
次男だからいい成績を残して良い家の婿に行きたい。
というのが次男の夢。
てなんか寂しいです。
独立して新しい家立ち上げるとかできなかったんでしょうかねー。

最後の方の、着々と彦四郎の成し遂げたことについて
明るみになるあたり、やっと浮かばれたか。という思いと、
そこまでしなくてもいいんじゃない?と思う気持ちがごちゃまぜになります。
主人公は感謝してもしきれないでしょうねー。
まさか殺し屋までいたなんて!みたいなー。←ネタバレ?(講談社文庫)

3star

2014年12月29日 (月)

ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ (辻村深月)

辻村深月

高校時代の同級生がお母さんを殺害し指名手配され失踪してしまいます。
疑問に思った主人公がかつて親交が会った知人を訪ね歩き、
たどり着いた真実。
みたいなお話です。

私、タイトル見たとき、
てっきり戦争ものだと思ってしまいました。
ある意味戦争なんですけどね。

田舎だからってわけではないと思いますが、
もう出てくる女同士の探りあいみたいなのが
しんどい。
結婚したとか妊娠したとか不倫してるとか。
主人公が重たいなーと感じるのも分かりますし、
田舎という世界から抜け出せない彼女たちの気持ちも分かります。
私の家も割と家族が仲良しだし、田舎なので、
もしずっといたら、追われるチエミちゃんみたくなったのかなー
と思う反面、
20代過ぎて何でも話しすぎでしょ。とモヤモヤする場面も。
迎えに来てくれるのは楽ちんなんだけどなー。
お見合い結婚していたらいいお嫁さんになってると思うんだけどなー。
失踪前に、チエミちゃんは主人公には不可解な言葉を言い残して
事件が起こってしまいます。
この謎の発言の真意を探るために主人公はあちこち奔走します。

そんなギスギスした前半の後、後半はチエミちゃん目線で語られ、
今までのギスギスした感じを浄化するように色々なことが語れます。
彼女は、命がけで頑張ろうとしましたが空振りで、
悲劇を生んでしまいました。
そして、すっかり忘れていたタイトルがここで繋がります。
その瞬間、心の中で、おかあさーーーん!!と叫んでしまう率100%です。
中々女子には厳しいストーリーでした。(講談社文庫)

4star

2014年12月18日 (木)

海賊とよばれた男 (百田尚樹)

百田尚樹

待望の文庫本です。

出光興産の社長のお話だそうです。
サクサク読めます。
何度も窮地に追い込まれるのに、
その度にパトロンや従業員に助けられ、
会社を大きくしていきます。
できることはなんでもやる。
と戦後の敗戦ムード漂う社内を一喝し、
人が嫌がる仕事や畑違いの仕事をして
なんとか会社を継続させようとしますが、
なかなか軌道に乗らず
部下からは、もうリストラしかない。と言われても
絶対自分から首切りはしないとギリギリの所で
なんとかやりくりします。
年を重ねると自分の経験をもとに、
あんまり目新しい事に手出しはしなくなるそうですが、
彼は、リスクを顧みず自分が見込んだ部下を信用して
色々と頑張る姿に感銘を受けます。

でも、この小説は、国岡さんが主人公ですが、
私には脇役の人たちが印象に残ります。
上巻だと、私の中では最初の奥さんが印象深いです。
貧しい時代を一緒に支えたのに、自分に子供ができないから。
と離縁を迫り嫌いじゃないのに離婚する英断に衝撃を受けました。
今なら不妊治療とか色々ありますが、昔はそうもいかないですからね。
後妻さんとは子供が出来ていたので、余計に心苦しいです。
下巻だと、日章丸の船長の町田さん。
妨害があるとわかっていてイラン行を快く引き受けたり、
裏をかく戦術を考えたりしてすごいステキでした。

この本を読むと、出光さんを応援したくなりますね。
これだけベストセラーになるとまた映画化しちゃうんじゃない?
と思ったり。
私の中では、高杉良さんっぽいなー。と思いながら読んでいました。
主人公は独裁者で横暴っぽいのに、
「僕」という一人称を使うと上品に聞こえる不思議。(上下巻/講談社文庫)

4star

2014年11月21日 (金)

珈琲店タレーランの事件簿2 (岡崎琢磨)

岡崎琢磨

2冊目、読みました。

相変わらずの決め台詞、
「よく挽けました」
は、ドン引きしてしまいますが、coldsweats01
楽しめます。

今回は、色々な人の立場から描かれています。
だから一瞬、この人誰?状態になってしまいます。
そして、家族の色々な謎もちょっと解明します。
まさか妹がいたなんてねー。
ていう所は語ってもいい感じでしょうねー。
彼女の行動が今回の一冊の本にまとまりました。
て言っても過言ではないくらい主役クラスです。

そして、タレーラン、意外にお金持ち。
というのにも驚き。
なんか、道楽っぽかったけど、
まさかまさかそんなに?
な感じです。
ラテの子のその後もちょっぴり気になります。
どうなったのかなー。

最後はやっぱり、あら、そうだったの??
というオチで締めくくられます。
有り得なくはないけれど、
騙された人、多いと思います。
今回もやられた感満載です。(宝島社文庫)

3star

2014年10月10日 (金)

楽園のカンヴァス (原田マハ)

原田マハ

スイスの大金持ちが持っている絵の真贋を二人のルソー専門家が
7日間本を読んでジャッジする。
というのが主なお話です。

この本を読むまで、ルソーって
なんか世界史で出てきたなー。
位のレベルでしたが別人でした。
アンリ・ルソーさんは、最初は公務員として働きながら
絵を描いていたのですが、公務員を辞めて
貧乏だけど、画家として次々と作品を描いています。
あのピカソさんが褒めるなんてどんな絵なんだろう。
と気になってしまいます。

影響されやすい方は、この本を読み終えたら
まずは倉敷の大原美術館へ。
余裕があったらニューヨークのMOMA美術館へ。
なんならスイスのバーゼルまで行ってしまうかもしれませんね。
私は大原美術館には伺ったことありましたが、
思ったより絵、少ないなー。という
身も蓋もない印象で、
マデリアーニさんの絵の話を聞いて、
悲劇過ぎるわー。とボキャの欠片もない感想しか持てませんでした。
やっぱりヘッドホン借りるべきなのかしらねー。
しかしこの本を読んだらルソーさんの【夢】が見たくなります。
やっぱりMOMA行くしかないかなー(影響されやすい)

ミステリー要素が含まれていますが、
私には、現代とルソー時代のラブロマンスのお話のような気がします。
バーゼルで、ジャッジ用にと読む本の物語はルソーの半生を描かれていますが、
旦那さんがいる女の人に惹かれるお話で、引き込まれます。
最後の方にこの本を書いた人を見つけて、
そういうことか。となりますが、
それはそれで最初の方は客観的に描かれているので、本当?と
疑ってしまいそうになります。
でもすごい素敵なお話でした。
読み手側さえもコレは創作なのか本当なのか。
なんだか有り得そうなお話で、その内世間に公表されそうな
気がしてしまいます。
やっぱり原田さんは文章が上手いですねー。
面白かったので二度読み決定です。

3star

2014年6月27日 (金)

GANTZ (奥浩哉)

映画で見た後、マンガ本読みました。

Gantz

映画の方が全然爽やかじゃないか。
と思うくらい、エログロ。

最初は、映画と同じで
死んだ人がガンツによって転送されて、
ガンツの指定した敵と戦って、
100点取れたら、生き返れたり、強い武器もらえたり。
となっていて、どんどん人が入れ替わり、
敵もスケールアップして大事な人たちが死んでも頑張っちゃう。
みたいな感じだったのに、
大阪編からどんどんスケールアップしすぎて、
今までのことがなんだったの?
と思うくらい風呂敷広げすぎです。
東京の人たちが大阪に転送されるっていうなら、
後から出てきた広島とかの人たちも呼ばれたっていいんじゃない?
全日本みたいなチーム作ったらよかったんじゃない?
と思うんですけど、後になればそれもまた小さな話。
どんどん世界的に転送され始めて、最後には

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2014年5月10日 (土)

ビブリア古書堂の事件手帖5 ~栞子さんと繋がりの時~ (三上延)

三上延

2巻からいきなり5巻に飛んでしまいました。

あー多分こんな感じの事が起こったんでしょうねー。
という語り場面がチラホラ。
なので、恐らく全然読んでいなくても
そういう背景ねー。
となんとなくわかった気分で読み進められます。

今回は、中途半端に終わってしまいました。
続きありきな感じの終わりですねー。
栞子さんの家族は、謎が多すぎて
よく分からない感じでしたが、
少しずつ出てきています。
そして、あの人やこの人が?
という身近な人たちがスパイだったと知り
びっくりしました。
まースパイって言ったら大げさかなーレベルですけど。
相変わらず栞子さんは、
びしばしと登場してくる本から謎を解明していきます。
なので、するすると読めます。
読みやすいというのはいいことですねー。
そして、最初のころに封印したことが
また蘇ってきます。
私はもうそれ終わったんじゃないの?
と思っていたので、まさか復活するとは思いませんでした。
なんとなくですけど、
そろそろこのシリーズ終わりそうですねー。(メディアワークス文庫)

3star

2014年4月22日 (火)

オレたちバブル入行組 (池井戸潤)

池井戸潤

半沢直樹の前篇みたいな感じです。

私は、テレビを見てから本を読んだので、
あーその先は・・・・だよねー。
みたいに予測できてしまうのが悲しい。
まーテレビの方が薄っぺらい感じですけどねー。
色々設定も違いますしねー。
でも痛快な感じは、相変わらずです。
読みやすいのでサクサク読んでしまいます。

これを読むと銀行って怖いなー。
と思ってしまいます。
序盤のお話なのに、気苦労が絶えません。
東田さんが踏み倒す辺り、
思い出してムカムカします。
支店長との繋がりは意外に早く露呈します。
奥さんのハナちゃんが、ドラマとは全然違う感じで
違和感です。
きっとこっちの方がリアルなんでしょうねー。
後、黒崎さんが出てこないのがちょっと残念です。

ドラマでは、毎度のように、
「倍返しだ!」とドヤ顔していましたが、
本ではそれほど、このセリフは登場しません。
そこがちょっと違う所かなー。
知っているお話なのでサクサク読めてしまいます。
ドラマとはちょっと設定が違いますが面白かったです。(文春文庫)

3star