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2014年4月 8日 (火)

ダーティ・ママ! (秦建日子)

Dirty

シングルマザーのシッター係用として、
移動して刑事になった子が主人公のお話です。

爽快な感じです。

シングルマザーの刑事さんは、
次々と荒業を使い、
周りの人たちを巻き込みながら事件を解決していきます。
新人なのに、こんな大変な人と組むことになるなんて、
主人公の人も大変そうでした。
ずーーっと家に帰れないし、
スーツも靴もボロボロになっちゃうし、
赤ちゃんの面倒を見ないといけないし。
恋人ともうまくいかないし。
可愛そうに思いますが、
シングルマザーは一向にお構いなし。
子供と事件の解決が大事。
みたいに次々とミッションを与えます。
現場に赤ちゃんを連れて行くのは、危険な感じがしますが、
その危険を回避するためにありとあらゆる対応策を講じています。
すごいなー。
この設備だけで大変な出費じゃないでしょうか。
若干違法なこともしながら、しっかり解決するのにびっくりします。
続きがありそうなのに、
その後は、海外版みたいな事が書いてありました。
えーーどうなったか気になるのになー。
そこがちょっと残念。

永作さんでドラマにもなったみたいですねー。
見とけばよかったなー。(河出文庫)

3star

2014年2月28日 (金)

偉大なる、しゅららぼん (万城目学)

万城目学

琵琶湖付近に住む力を持った一族のお話です。

お師匠さんの言ったことが絶対で、
兄さんは、変な名前のマジシャンやってるし、
本家の息子も娘も変人だし。
でも右も左もわからないので、
こんなものか。
と過ごす主人公。
ご飯だけは美味しそうでした。
私もここのお家にご飯だけ食べに行きたいなー。
そんな中、ライバルが登場したり、
色恋沙汰が発覚したり、
校長先生がおかしくなっちゃたり、
家、追い出されそうになっちゃったり、
あっという間にいろいろなことが起こります。
もう怒涛のように発生するので、
淀みなく読み進めます。
そして、しゅららぼんの本当の意味。
意外な黒幕。
あーもうボカして書くのがめんどくさいくらい、
個性的な方々が登場します。
だけど、私的には盛り上がる場面になるまでの助走が長くて、
ちょっとしんどくなってしまいました。
もっと早めにココには来れなかったのかしら?
と最後の方見ながら思ってしまいます。
面白いんですけどねー。
こういう方々、本当にいたらいいのにねー。(集英社文庫)

3star

2014年2月22日 (土)

螺鈿迷宮 (海堂尊)

海堂尊

バチスタシリーズ。
ていっていいのかなあ?
今回は、白鳥さんと姫宮さんのお話です。

病院の謎を調べに乗り込んだ人を探しに
潜入したB級アルバイトライターが主人公です。
彼は、ボランティアとして病院に潜入しようとしますが、
色々な不幸に見舞われ、入院してしまう始末。
その中で、病院を経営する家族の闇や
昨日まで元気だった人たちがあっという間に亡くなる。
という不可解な出来事を解明する。
みたいな感じのお話です。

私は螺鈿って見たことないので、
本の中で描かれていてもあんまりよく分かりませんでした。
キラキラしていてキレイなのかなあ??
それにしても、亡くなった次には隣で葬式を挙げられる。
という生と死がまさに隣り合わせの施設って
なんか不吉で嫌だなー。
と思ってしまいました。
病院的には合理的でいいのかなあ?
でも火葬できないから、火葬場に持っていかなければならない所は
ちょっとめんどいような・・・・。
コレも隣でできたら楽なんですけどねー。
末期癌で入院している人たちに病院内の雑務をさせて
活性化って一見よさげですが、実は違ってました。
動ける人は動いた方が私もいいと思いましたが、
それだけではなかったようです。
リバウンドが激しそうでした。
最後は、全てを解明したけれど、めでたしな感じではありません。
回りまわって、主人公も今回の事件の一端を担っているみたいな感じでしたが、
それはないんじゃないの?と思ったり。
そんな事を言ったら、もっともっと昔に遡ったら、悪い人、いっぱい出てきちゃうよ。

読者にもナゾを残します。
最後のシーンの人は誰だったのかなあ?
微妙につながっていくなかなあ?
チラリとTVドラマの方も見ましたが、
ぜんぜん話がちがーーーう!!
田口先生ガッツリ出てるし、
キーパーソン男だし。
そっちもどうなるんでしょ。
気になります。(角川文庫)

3star

2014年2月16日 (日)

神様のカルテ3 (夏川草介)

夏川草介

コレで、このシリーズはひと段落らしいです。

今回は、2の続きで、
また新しいお医者さんが入ってきて、
そこでひと悶着。
みたいな感じです。

今回は、今までみたいな、誰かが死にそうで、
死に際に願いをかなえる。
みたいなパターンではありませんでした。
だからかな?
ちょっと物足りない。
相変わらず目まぐるしい忙しさで、
相変わらずお家の方はまったりしていて
と緩急の差がついていて、
その辺は、安心して読めるのですが、
それだけだと、今までのシリーズと変わりがないので、
やっぱり物足りない。
もうちょっとエピが欲しい。
新しい先生がなるほど。とは思いますが、
そこで、主人公が今までの敬遠していた世界に飛び込むとは、
ちょっとそこはびっくり。
本庄病院、どうなっちゃうんでしょうかねー。
どんどん人がいなくなっている気がしてしまいます。

私はやっぱり2が一番グググッときました。(小学館文庫)

3star

2013年11月 9日 (土)

模倣の殺意 (中町信)

中町信

私、こういうドンデン返し系、
釣られます。

本自体は結構古くて、
いまさら?と思うのですが、なんで人気になったんでしょうねー。

一人の男が死んだ。
彼に纏わる2人の人物が自殺か他殺か調べ始めたが・・・。
みたいなお話です。

確かにドンデン返しです。
やられた感はあります。
でもこれは、本の内容にやられたのではなく、
作者にやられた感が強いです。
登場人物によって、死んだ男の印象が違うなー。
くらいしか分かりませんでした。
スカっと爽快。
というより、
あーそうでしたか。ここまで読んでそのオチですか。
と落胆系です。
イヤな感じの男もいるもんだなーというのが私の感想です。(創元推理文庫)

3star

2013年11月 7日 (木)

真夏の方程式 (東野圭吾)

東野圭吾

映画を観た後に本を読みました。
大筋は映画と一緒でした。
知っている話を本で読むというのは、
あんまり楽しいものではありません。
あーこのシーン、知ってる。
みたいな流れで読みます。
おかげで全然読み進まない。
本を読んでから映画を観るべきだったのかな。

お話は、一緒です。
ただ、出てくる登場人物が若干多めなのと、
亡くなった刑事さんが結構頑張ってたんだなー。
と思いました。
導入部分も違ったので、最初の事件は
いつ出てくるのかなーと思っていたら、
やっと最後の方に出てきました。
それまでは、そんなことなかったかのように
振る舞っていたので、本では発生しないのかと思ってしまいました。
むしろ、最初の事件を映画の方は結構取り上げてるなーと思いました。
そして、本の中では、吉高ちゃん役ではなく、柴咲さん役の刑事さんが出ています。
結構、バンバン推理して当てていきます。
賢いんだー。と感心してしまいました。
湯川先生は、本の方では、あんまり出てこなくて、
そんなにガリレオ色が強い感じはしなかったです。
こっちでも夏休みっぽい感じ?
映画を観ていない方が楽しめた本だと思います。(文春文庫)

3star

2013年11月 1日 (金)

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 (村上春樹)

村上春樹

今回は読みやすかったです。

主人公の周りには、色がつく苗字の人ばかり。
いつまでも続くと思っていた高校の友人たちから
ある日理由もわからず絶縁され、絶望して
死にたい。と思いながら生き続けたが、
気になる彼女をきっかけに自分の過去と対峙する。
みたいな感じでしょうか。

読み終わった後、
で?
と思ってしまいました。
ものすごい中途半端で終了します。
コレ、続き物になるの?
気になる彼女との行方も。
大学時代に行方不明になった灰色の人も。
放置プレイです。
エー。
消化不良。
それにしても、高校時代のお友達もなかなかエグイです。
皆、彼の潔白を知っていて、
彼ならなんとかなる。ってなんだそりゃ。
ひどすぎます。
主人公なんて、わざわざフィンランドまで行ったりしたのに。
誰か東京まで会いに行ってあげたらよかったのに。
ものすごい不親切。
本当に友達じゃなかったんじゃない?と思ってしまいました。
そのおかげで彼は屈折した人生を送ってしまう事になるのに。
かわいそう。
主人公も、自分がハブにされた理由や、各々の心情が判明して
良かったのか悪かったのか・・・・・。
意外にモテモテだったのかー。ということが私は印象深かったです。

サクサク読めるだけに、続きが気になってしょうがないのですが、
これが村上マジックなんでしょうかねー。(文芸春秋)

3star

2013年9月23日 (月)

その時までサヨナラ (山田祐介)

山田祐介

泣ける。と勧められて読みました。
私、かなり冷徹の部類かもですね。
泣けませんでした。confident

お話は、
別居中の妻が事故に遭い、
死んでしまった。
子供を引き取る気は全然なかったが、
助っ人が現れて・・・みたいなお話です。

話の流れ的には、
四日間の奇跡を思い出します。

主人公が私的にとっても最悪なオレオレ系で、
読んでいるそばからムカムカします。
よくこういう男と一緒に暮らそうとか仲良くなりたいとか思うなー。
と奥さんにも愛人にも同情してしまいます。
かわいそう。
何も自分はしないくせに、ご飯作れとか掃除しろとか
家族がピンチの時には、仕事の方が大事とか。
本当にそういうときもあるかもしれませんが、
彼には何一つ惹かれるところがありませんでした。
それが、助っ人と暮らし始めて、
最初は、相変わらずでしたが、
最後の方は子供のために色々頑張っていました。
もっと早く変わっていたらこんなことにならなかったのになー
と思ってしまいます。
子供が一番可哀想でした。
誰?このおじさん。くらい言ってやってもよかったのに。
私なら、一人で孤独死してしまえ。くらい言ってしまいそうです。
挫折を知らない人間はこれだから・・・(って違う所でもいいました)
何となく読んでいる途中からこんな結末だろうなーと
気付かれると思います。
仕事に忙しい旦那さんにこそ、読んでほしいですねー。(文芸社文庫)

2star

2013年9月13日 (金)

ビブリア古書堂の事件手帖2 ~栞子さんと謎めく日常~ (三上延)

三上延

2作目です。

栞子さんの過去。
という感じのお話が多かったような気がします。

相変わらず読みやすい文章で、
サクサクと読めます。
それほど、驚きもなく淡々と、
ほうほう。と思いながら読み進めました。
まだまだ続きそうな勢いです。
そのうち、お母さん登場しそうですねー。

前回の登場人物もそれとなく登場し、
絡めて新しい登場人物も出てくるので、
飽きない感じにできています。

私はあんまり古本ってスキじゃないですが、
出てくる本の説明を読むと、
ちょっと買っちゃう?
という気になってしまいます。

ライトノベルっぽいお話ですよねー。
立ち読みレベルで読めそうな気がします。
短編はスキじゃないけれど、そんなに長編が読めない。
という方にはいいんじゃないでしょうかねー。
(メディアワークス文庫)

3star

2013年8月31日 (土)

震える牛 (相場英雄)

相場英雄

なかなか良い本に巡り合えません。

今回のは、何かの例えかと思っていたのですが、
そのまんま牛がテーマでした。

殺人事件を追う刑事さんと
企業のヤバイことを隠蔽しようとする社員を追う記者の
2方向から描かれており、
共通点が発見されてから・・・。
みたいな感じです。
これ見ると、手ごね100%ハンバーグが食べられなくなります。
恐ろしい。
全部が全部そうだとは思いませんが、
安いお店は少なからずとも似たようなことしているんじゃないの?
と不安になります。
それが狙いなのかもしれませんが。

企業ってイメージが大事だから、
ちょっとでもダークな部分があると、
隠したくなる気持ちもわかりますが、
それを明白にしてこそクリーンなイメージが
つくんじゃないかなーと思うんですけど、
難しそうですねー。
知らぬはトップばかり。
みたいな感じになってました。

冒頭からなんとなくこういう流れじゃない?
と予想してしまいましたが、私の予想を裏切ることなく、
きれいにまとまった本でした。
うーん。もうちょっと驚きが欲しい・・・・(小学館文庫)

3star